鬼の手橋

毎日、気持ちのいい秋晴れが続いている中、昨日、一昨日は、町内の各地で敬老会が開催されたようです。また、中学校2校で体育祭が開催されたようです。
さて、成留屋地区から国道379号を小田方面に1.6km行ったところに「鬼の手橋」と表示されている橋があります。
大瀬自治会・ふるさと編集委員会が出版されている「大瀬・くらしのこみち」によると、鬼の手の由来は「昔、大鬼がのどが渇いたため、大久保地区の陳ケ森と今岡地区ののうつぶき山をまたいで、小田川の岩に手をついて一気に水を飲み干した。するとたちまち水が少なくなってしまった。その重みで岩に手が残ったといわれている。その場所を「浅が渕」というようになり、現在は鮮明ではないが、手の跡が残っている。」そうです。また、国道379号線の改良工事の当初計画ではコンクリート擁壁となっていたが、小田川の景観もすばらしく、鬼の手伝説もあることから「ぜひ残してほしい」との強い思いの要望に、対応していただ鬼の手を残していただいたとのことでした。道路から川へ降りる手すりや階段も設置されているようです。